10話 発熱健康法

【忙しい人のために結論】

 

発熱は癌・アトピー・アレルギーなど多くの病気を治します。

ただし解熱剤を使うと効果は下がります

 


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詳しく述べます

発熱は短期間で病気を治す非常に有効な方法です。

特にアトピー・癌・リウマチに対して効果的です。
発熱によって体のデトックスが急速に進行します。
発熱は止めるべきものと一般的には考えられていますが、発熱による健康効果はあらゆる医療や治療法の中で最高です。


 一例を挙げます 


小学5年生の女の子。
彼女はアトピーに悩まされており、ステロイド剤を長期間使っていました。
ステロイド剤により彼女の肌は黒ずんでしまい、老婆のようにシワだらけでした。


ある日、彼女は風邪をひき、午前中は熱が下がるものの、午後になると熱が上がるという状態が続きました。
母親はステロイド剤の後遺症により西洋医学に不信感を持っていました。
そこで彼女は、「何とか病院に行かずに治せないか」と私に相談を持ちかけてきました。


1週間ほど熱が続いたある日、父親が「明日も熱が下がらなければ、オレが病院に連れて行く」と怒り始めました。
その日、私は彼女の治療を行い、胸椎10番がきれいに弾力を取り戻したので、「今日で熱が下がるでしょう」と母親に伝えました。
そして、まさにその通り、夕方になると彼女の熱は下がりました。
更に驚くべきことに、熱とともに悪化していた

 

アトピーが90%以上治って、きれいな白い肌になってきたのです。


これには私も驚きました

ただ放置していればいいのですか
薬は使いませんが、やることは多くあります。
いつかご紹介します。



高熱で脳に悪影響がありませんか。熱性痙攣が心配です

 


むしろ解熱剤が、熱性痙攣を引き起こします
いしいじんぺい医師の Twitter より引用します。
40度の発熱よりたった一度の解熱剤の方が危険であるという論文二つについて紹介しています

 

解熱剤のアセトアミノフェンとジアゼパムはいずれも熱性痙攣を減らせません 。
むしろ 増やします
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0022347695702318


私が研修医の頃、アセトアミノフェンを使った4才の女の子がインフルエンザ脳症からてんかんを発症してしまいました。
調べてみると解熱剤が脳症や痙攣を誘発していることがわかりました。

自然に起こす熱性痙攣は怖くない。

クスリを使った子の痙攣は怖い。

何度も経験しました。


こちらの論文は

コクランレビュー、熱性痙攣に解熱剤が有効とする十分なエビデンス無し。

https://www.cochrane.org/CD003031/EPILEPSY_prophylactic-drug-management-febrile-seizures-children

 

 

著者の結論、「最も重要なことは親に『熱性痙攣は良性で自然な現象』という情報を与えます


そもそも40度になった背景に、脱水とか、塩が不足しているとか、マスクしてるとか、大便が溜まってるとか、色々あるのにそういう原因ぜんぶ放置して解熱剤は危険でしかないのですよ。

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 不定期付録 人生相談 楽しむために生まれてきた 1回目 

 

 

質問: 会社の同僚に挨拶しても挨拶を返してくれません。

すごくストレスになります。どうすればいいでしょうか

 

回答: 質問者さんは動物が好きとのことですので、動物を例に挙げます。

 

野良猫に「おはよう」と挨拶しても、返事は返ってきませんよね。そのとき野良猫に怒りますか?怒りませんよね。

 

最初から返事を期待していないからです。

会社の同僚さんも野良猫だと思えばいいですよ。

 


 付録 21タイプ食事法 シリーズ4 

 

第4章 狭食性タイプ
 

 動物生態学では、

【1】   単食性monophagous(ただ1種の食物しか食べない)

【2】   狭食性stenophagous (数種類の食物のみを食べる)

【3】   広食性euryphagous(多数種の生物を食べる)

 

という区分があります。動物生態学では重要な概念です。

狭食性の動物は、パンダ(ササ)、アリクイ(アリ、シロアリ)、コアラ(ユーカリ) ミツバチ(花の蜜)、などがいます。

人の場合、ほとんどの人は広食性ですが、狭食性を好むタイプもおられます。3つに分けました。

 

 

10 パンダタイプ           

 

 数種類の食物だけを食べ続ける狭食性タイプを【パンダタイプ】と呼びます。ラーメン好きの人の中には、一年に300回以上ラーメンを食べるという人がおられます。このかたは【パンダタイプ】と呼べます。

 

 MEC食は、1日肉200g、卵三個、チーズ100gを30噛みして食べる食事法です。一時は大ブームになりました。食の細い人ですと、上記の食事だけでお腹がいっぱいになり、他が食べられなくなります。その場合、パンダタイプの食事法になってしまいます。合わないと体調不良。

 

 また、一次ブームになったステーキダイエット。1日一食でステーキを食べる食事法です。痩せるための食事法です。

 

 MEC食にしてもステーキダイエットにしても、パンダタイプでないと、短期間しか続きません。いろいろな食品が食べたくなるからです。

 

 狭食性タイプのパンダタイプでは下記のタイプが多いので、パンダタイプとは別に単独でタイプを作りました。

 

11 ミツバチタイプ
  

砂糖類、お菓子、果物などを中心に食べる人。【カゲロウタイプ】や【ウサギタイプ】とセットのケースが多いです。

 

【ミツバチタイプ】は果糖依存が強いです。果糖(フルクトース)は、糖質の最小単位である単糖類です。ブドウ糖(グルコース)も単糖類です。砂糖のショ糖(スクロース)は、果糖1分子とブドウ糖1分子が結合した二糖類になります。

 

果糖は単糖類ですので、これ以上の消化は必要ありません。果糖はブドウ糖より早く利用されます。実際には果糖が単独で体内に存在するわけではないので、相互に作用しあいながら利用されます。

果糖はブドウ糖の10倍の糖化ストレスがあります。

 

●糖化ストレスとは=

【糖化】とは【糖質】で細胞が弱くなることです。糖質が体内のたんぱく質や脂質と結びついて、細胞を劣化させる現象です。

肌のシワやくすみ、シミ。内臓をはじめとする体内組織に作用して、ガンや糖尿病など多くの病気の原因になります。

 

  

 

12 米食い虫タイプ
 

  

 

 そこで、不本意ながら虫をタイプの名前にしました。とくに米を中心の食性傾向にある【米食い虫タイプ】です。このタイプは、現在(2022年)は減りましたが、昭和の時代にはとても多かったです。

 米を食べないと力が出ないというタイプです。2010年代にも、高校野球の世界では、お米を大盛り丼で食べることが義務づけられているチームがありました。このチームの監督が米食い虫タイプだったのでしょう。

 

13 ブタタイプ
 

 パンや麺類が好きな小麦粉依存タイプです。小麦を肥料として食べる動物は多いですが、ブタは小麦が大好きです。

 

 小麦に含まれるタンパク質グルテンが悪者扱いされています。グルテンで体調悪化する人は、グルテンアレルギーの傾向があります。グルテンが悪いわけではありません。糖化ストレスを起こす点では米も小麦も同じです。


14  トラタイプ
  

 江戸時代から酔っ払いのことをトラと呼んでいました。酔って手のつけられない様をトラに例えたからです。

 

 お酒が大好きというタイプです。糖質制限実践者に多いです。お酒を飲みたいので、糖質は控えています。糖質制限は素晴らしい食事法ですが、お酒を飲み過ぎれば、糖質制限者でも健康被害は大きいです。お酒好きの糖質制限者が若くしてお亡くなりになっています。お酒はほどほどに。

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