なぜ、高血圧の薬を飲んではいけないのでしょうか
年齢が上がると血管が狭く弾力がなくなるので血圧を上げて、脳に血液を送らなければいけません。
年齢とともに血管が狭く弾力がなくなるのは、自然なことです。
例えば白髪と同じです。
薬で血圧を下げると、高血圧の人の脳は血液不足になり酸素と栄養が滞ります。
脳は、体のほかの場所より 10 倍以上の酸素を必要とします。
脳の重さは体重の 2%程度ですが、酸素の消費量は体全体の 25%です。
脳は人間の体の中でもっとも酸素を必要とする器官なのです。
血圧を下げる薬 降圧剤のリスクとは
高血圧は血行が悪い証拠です。
降圧剤で無理に血圧を下げると、心臓はさらに血行を良くしようと頑張ります。
心臓に負担がかかり、心肥大のリスクが上がります。
年齢とともに血管の弾力がなくなるのは自然なことです。
血圧を上げて脳に血液を送ろうとしていますので、降圧剤を使うと血液が脳に届きにくくなります。
血管は詰まりやすくなり、脳梗塞のリスクも上がります。
血液は栄養を運ぶので、降圧剤で脳の栄養が悪くなり、認知症のリスクが上がります。
脳出血について
降圧剤を飲むことで安心できるのは脳出血に関してだけです。
脳出血は栄養状態の悪かった時代に多かった病気です。
血管はタンパク質でできていますので、米中心でタンパク質不足だった時代に多かったのです。
現在は栄養状態が改善され、脳出血は減り脳梗塞が増えています。
降圧剤はこの脳梗塞の原因となります。
降圧剤により心肥大、脳梗塞、認知症、アルツハイマーのリスクが上がります
降圧剤で脳梗塞になります
降圧剤を飲むと、かえって脳梗塞が起きやすくなります
2006 年、東海大学医学部名誉教授の大櫛陽一氏は、福島県の住民 4 万人を対象にした研究で、
「血圧を薬で下げている人は、薬を使わない人より脳梗塞が2 倍になる」というデータを発表しました。
脳梗塞とは
血栓(小さな血の塊)によって脳の血管が詰まる病気。
血管が詰まると、心臓はポンプの圧力を上げて、血の塊を吹き飛ばそうとします。
つまり血圧が上がります。
「高血圧が脳梗塞の原因」は誤りです。
正しくは
【脳梗塞を治すために血圧を上げている】
降圧剤で認知症
千葉良子( 医学博士、日本薬科大学客員教授)によると
「降圧剤を長期的(一ヶ月以上)に飲み続けると、脳に血液が行かなくなって酸素不足で脳梗塞が起こり、脳に血栓ができて認知症を発症しやすくなる」
血圧の基準値が間違い
血圧の基準値はコロコロ変わります
2000 年までは収縮期(最高血圧)が年齢プラス90mmHg でした。
70 歳なら 160mmHg までは正常値。
ところが 2008 年までのたった 8 年の間で基準値がどんどん下げられ130mmHg になりました。
血圧が上がることが健康法
年齢が上がると、血管の弾力がなく血管が狭窄なります。
これは自然なことで病気ではありません。
狭窄とは
狭窄とは血管が狭くなること。
充分な量の血液が脳に届かなくなります。
狭窄による脳の血行不良時は最高血圧が 130 では充分な血液を脳に送り込めません。
そのため、血圧を上げて必要な量の血液を脳に送り込んでいます。
キリンは首が長いため血圧は 400 です。
それが自然なことです。
血圧が低い方が危険
心筋梗塞を起こして血圧が 50 くらいになることがあります。
血圧が低いほど血液を脳に送れない。
血圧ゼロなら死にます。
高血圧だと腎臓や血管がダメージを受けるか?
キリンは血圧 400 ですが、元気で生きています。
キリンの血管が人間より丈夫というわけではないです。
血管や腎臓がダメージを受けるのはむしろ糖化ストレスです。
糖化ストレスとは
糖化とは糖質で細胞が弱くなることです。
糖質が体内のたんぱく質や脂質と結びついて、細胞を劣化させる現象です
それではまた来週火曜日にお会いしましょう